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MAX墜落に新たな展開
2019/03/16 12:40:41 ブログカテゴリ オタク | 書庫 事故調





エチオピアで墜落したボーイング737MAXの残骸から見つかったスクリューのような部品が、墜落直前の状況を究明する手がかりとなっている。一方、現場から回収された事故機のブラックボックスは、パリで解析作業が始まった。

調査状況に詳しい関係者によると、発見されたのは機首の角度を調整するトリムと呼ばれる装置に使用される「ジャックスクリュー」と呼ばれる部品。この部品の状態から、機体が急降下するよう設定されていた可能性が初期段階の調査結果で示唆されたという。

衛星データの分析結果にこの部品の発見が加わり、米連邦航空局(FAA)は昨年10月に同機種が起こした事故と今回の事故との類似性を認め、運航停止に踏み切った。関係者は事故調査の内容に関する話だとして、匿名を条件に語った


依然、フランスにて解析中のDFDR、CVRの情報開示はないが、ブルームバーグ紙によれば、エチオピア航空(ET302)便の墜落現場からは新たな物証になり得る部品が見つかったという。

現時点の情報だけでは、まだはっきり言えないがピッチトリムを取るためスタビライザーの角度を変えるスクリュージャッキではないかと思われる。
そして墜落時、そのジャッキの状態がフルに頭下げ状態になっていたということのように解釈できる。

この事実も先日の衛星から得たデータに加えて米国が昨年のインドネシアのライオンエア(JT610)機墜落との類似性を認め、運行停止に踏み切った要因と言われている。

エレベータのトリムを頭下げ一杯までしなければならなかった理由は何なのか?
インドネシア機墜落では、それ以前の飛行でも同機の迎え角(気流と翼弦のなす角度)を検出するAOAセンサーの値が右左で異なっていた。そして修理後も直らず当該機は失速を防ぐために自動的に頭を下げようとする機能(MCAS)と実際には失速する状態ではない機体の姿勢を戻そうとするパイロットの操作が相反し戦ってしまった結果、洋上に墜落したと考えられている。
実際にFDFRのデータも示されているため、ほぼこの件については間違いない。


エチオピア機については、AOAセンサーが壊れたような報告は今のところは何もない。
ライオンエアの場合には運行管理とAOAセンサーの修理に問題があったのであってMAXの設計の問題ではない。
そして続いて起きたエチオピア機についてもセンサーに問題が無ければ両機の墜落原因はまったく別の原因かも知れない、MAXの安全性には何の疑いも持っていない、と、ボ社もFAAも主張し続けてきたのだ。

が、事故現場から発見された、このスクリュージャッキの状態を見れば、少なくとも事故機は機体の縦の操縦に大きな支障を来たしていたことは間違いない。
ライオンエアもエチオピア航空も離陸した直後にパイロットは異常を訴え、離陸した空港に引き返したいとタワーとの交信後、その願いも叶わず、直後に両機とも墜落したのだ。

やはり何度も言うが、疑わしきはまずは飛行を停めて徹底的な原因究明をすることが急務なのは、誰の目からも明らかである。

B737は良い機体である。今まで1万機も売れた機体だし、今後も多くのオーダーを抱えている。
しかし今の時代、トランプの言うように飛行機は複雑になった。人間をサポートするはずのコンピュータが時としてジャマをしたり複雑に絡み合う。
一方ではパイロットの飲酒が問題になったり、乗客としてもどっちを頼ったらいいのか分からなくなることもしばしばだ。
ボーイング社の偉大な実績を踏まえて、真に世界で一番、安全な飛行機とはなにかを見せてもらいたいと願っている。










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