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ウクライナ機墜落、原因究明が困難に
2020/01/10 10:44:25 ブログカテゴリ 日常 | 書庫 事故調

イランでのウクライナ機墜落原因に関して、イランをはじめ他国の報道でも、ミサイルや爆弾テロではなく機体そのもののトラブルだろうと推測してきたメディアも論調が変わりつつある。


今回の事故機 ウクライナのB737−800(UR-PSR


どうやら、昨日まで爆弾テロやミサイルを否定し、機体のメカニカルトラブルを墜落原因だとろうと報道していたメディアの多くも撃墜説に傾きつつあるように見える。


その理由は、爆弾テロやミサイル攻撃ではないとする明確な証拠が示せていないことに加え、昨日、アメリカが発表した同日、同地域での2発のミサイル発射を検知しているという情報や、機体の残骸に見つかる細かい穴、さらに現場からミサイルの破片が見つかったという未確認情報などもメカニカルトラブルからミサイル攻撃へと推定原因の流れを変えた大きな要因になっていると思われる。


ミサイルの小さな破片で外部から抜けたようにみえる穴

更に、墜落がアメリカへの報復攻撃の直後であり、イランもアメリカの更なる報復攻撃に備え対空警戒を行っている最中であること、また早朝の暗闇もあって視認しにくく防衛システムの誤射の可能性を払拭できないことも、ミサイル攻撃なのではないかと疑う根拠になっている。
現状、これを払拭するには、イラン側が爆弾テロやミサイル攻撃ではなかったとする新たな証拠を提示する必要があるだろう。
イラン側の主張が正しいのであればアメリカ側が要求するように、せめて信頼のおける第三国にでもDFDR,CVRを提出してもらえれば、この点ははっきりするし、出さないこと自体がミサイルでは?との疑惑を抱かせることになるだろう。

個人的には、前回の火の玉になって墜落する動画を見た感想として述べたように機体内部の原因にしては墜落の仕方が不自然なことも気になるので、実はミサイルによるものでした!という決定的な証拠が出る方がすんなり納得が行く気がしている。
またその証拠が出てくれば、もはや機体側の不具合についてこれ以上、ここで議論する必要もなくなる。



ただし、この決着は容易にはつきそうにない。墜落した場所であるイラン主体で事故調をすることになるだろうが、ご存知の通りイランとアメリカは戦闘状態にある。
DFDRデータなどの情報のやりとりはもちろんのこと、国益も絡み、国際問題となってしまうから事故は現実であっても調査で真の原因にたどり着くかは不透明だ。
また原因が特定されたとしても統一した見解は作成しにくく、発表はまるで違う2つのものになる可能性が高い。



墜落したB737NGは世界中で飛ぶもっともポピュラーな旅客機のひとつ、しかも現在グラウンドされ安全の担保されていないMAXへとのつなぎにあたる機体であるので、もしこのNGにも不具合があるのだとすれば今回の事故に関して機体の正確な情報が欲しい。

両国の情報操作が行われ真の原因究明、再発防止を前提とする通常の事故調とは異なるスタンスの調査環境では困難な活動であるけれど、ぜひともメディアには正確な情報をつかんで発表していただきたいと願うのみだ。




さきほど公開された撃墜の瞬間といわれる映像。果たして本物なのか。ミサイルが命中し二つの光に分離し、しばらくの間飛行しているように見える。また、この後10秒ほどしてもう一発の発射音が聞こえるが、これがアメリカが2度の発射を確認していると言われる所以なのかは不明だ。









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