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種子取祭 舞台の芸能 初日
2008/10/19 21:25:23 ブログカテゴリ お祭り | 書庫 島々のお祭り・行事
uppic プログラムも無いし、
メモを取ってもいないので、
記憶を頼りに振り返る。

奉納芸能は、大きく分ければ、
女性による舞踊と男性による狂言がある。

舞踊は、また後ほど。

狂言は、ミルク様や長老の話は別として、仇討ち物が多く感じた。
棒術が盛んなだけあって、舞台上での刀の扱いがすばらしい。
美しいし、かっこいいし、すっかり魅了されてしまった。

特に、"伏山敵討"は迫力満点で、善側の弁慶のような男性のファンになってしまった。
だが、しかし、適役の舞台の柱を掴んで回る姿にも惚れ惚れした。
とにかく、刀や槍で戦う姿は、本当に素晴らしいのだ。


"ペーク漫遊記"という狂言では、悪側の役人が1人の娘に恋をする。
娘には親が決めた婚約者がいたのだが、役人は、男を島流しにしてまで、
娘を妻にしようとする。そこに、多分、首里の役人、ペークが登場。
村の役人は咎められ、2人は幸せに、多分、こんなストーリー。
この悪役の役人が、本当に役者なのだ。時々、日本語どころか英語で、
"I Love カンチ"(多分、女性の名前)なんて台詞も飛び出し、笑わせてくれる。
悪者だけれど、憎めない素敵な役人を演じてくれた。【写真:下左】


狂言の基本は、全て、てぃーどぅんムニー(竹富方言)だと思われるのだが、
すべて日本語のものもあった。"三助の人情"だったろうか?
こちらも、よくあるストーリー。継母とその愛人が、主人を殺し、
子供から遺産の在り処を聞き出し、薬で口をきけなくするが、
実際には、主人は、三助に助けられ生きていて、継母と愛人の罪は暴かれ、
竹富の神様に祈ると、主も子供も元気になる。

初日最後の曽我兄弟も、これも仇討ちだったかな?
予定より、かなり遅い終演だったので、闇の中、松明の灯りが美しかった。
まるで、薪能を見ているようで、幻想的な気分になった。【写真:下右】

8時間を振り返ると、ざっとこんな感じ。
とにかく楽しかった。来年もきっと、今度は少し勉強もして、見に行きます!
uppic uppic

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種子取祭 庭の芸能
2008/10/19 01:01:03 ブログカテゴリ お祭り | 書庫 島々のお祭り・行事
uppic 種子取祭は、11日かけて行われる祭だが、
7日目、8日目は、奉納芸能が行われる。

早朝から神事が続き、庭の芸能は9時半スタート。


まずは、棒術。
棒術は、好きで、これまでにも何度か見てきたが、
この2日間ほど、間近で、たっぷり見たのは初めて。感動した!

一番棒から五番棒まであり、六尺棒、刀、槍、鎌を使い、
ほら貝の音にあわせて、2人1組で、激しく戦う。
鎌は、どうやら本物を使っていたようで、2本を手に取り、
刃を叩き合わせる姿、足を狙って風を切る姿は、恐ろしくさえあった。
『ひやっ!』と聞こえる掛け声とともに、棒を振り回し、走り、跳ぶ様は、迫力満点。


太鼓【写真下左】は、竹富小中学校生徒&教職員によるもの。
姿勢が美しくて、『さぁさぁさささ』という掛け声が何とも素敵。
しかし、1番気になるのは、紅一点、1番後ろを鐘をならして歩く小さな女の子。
異世界と繋がっているような、何とも言えない不思議な雰囲気。
この女の子については、今度、てぃーどぅん(竹富人)に会う時、聞いてみよう。


次は、マミドーマ。
こちらは、もう最近では見慣れた、農具を持った働き者の女性達の踊り。
足を後ろにあげる可愛らしい動作は、未だに笑顔を作らせてくれる。
10回や20回は余裕で見たこの踊りを最初に見たのは昨年だなぁと考えると、
ちょっと涙がこぼれそうになった。
『豊かな世になれ、今年の豊作を、来年の豊作を♪』と祈る唄である。


片袖を抜いて踊るのが、ジチュ。
昔、悪名高い人頭税ありし頃、貧しいながらも、10人の子供を育て上げ、
税金もきちんと納めた農民がいたそうだ。琉球国王は、国民の鑑とか言って、
夫婦と10人の子供を呼んだが、子供たちの着物は片袖しかなかった。
人頭税はイヤだけど、王様に会えるのは嬉しいよっていう喜びの踊りらしい。


クワを持った女性が踊る、マサカイ。
竹富島を離れて、開墾のために、西表島まで強制移住させられていた頃の唄。
厳しくつらい事だったけれど、マサカイは、自らすすんで行ったよ。
豊かな世になれって唄らしい。


石垣に住むてぃーどぅん婦人部による奉納芸能が、祝種子取祭。
今年は、60人だったかな?これだけ揃うと圧巻。


今回、初めて見たウディ棒【写真上】。これが楽しかった。
右手を上げて、女性達が入場するのだが、その後は、腕だけでの真剣勝負。
気合を入れながら、2人1組で、腕を組んで、引っ張っり合う。
力が入りすぎて、飛ばされる女性もいて、男性の棒に負けない迫力。


庭の芸能最後は、なんともユーモラスな姿の馬乗り【写真下右】。
手綱をひきつつの走ったり跳んだり踊ったり、人数も多くて、圧倒される。
激しい動きもあるのだが、やっぱり可愛い馬の頭に目が行ってしまう。
みんな片足で跳びながら退場するのだが、後方の人達(もちろん距離が長い)が、
必死な姿で去っていくのが、真剣な分だけ笑いを誘った。


1時間弱で、庭の芸能終了。7日目、8日目とも、庭の芸能は共通。
次は、舞台の芸能が始まる。
uppic uppic

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